3日目

起床



六時半起床。
止めてもらったお礼に? コンビニの おにぎり二つ食す
快晴のため、早く尾瀬に入りたいが、途中で渋滞にあう。 草津まで走ったことをますます後悔する。


尾瀬



鳩待峠駐車場着09:00
駐車料金2500円 全部で40台ぐらいしか止められない。空きは10台紙かなかった。 危なかった…
かなり気温が高いので、 登山装備ではなくカメラザックを持っていくことにする。
料金を払おうかと思ったが管理人がいないのでどうしようかと思ったが、 準備をしている途中に戻ってきた。管理人のおじさんのアドバイスを聞き、アイゼンを持っていくことにする。
というわけで持ち物はカメラ以外に、水1g・防寒具・カッパ・傘・ アイゼン

鳩待峠からはぬままではしばらく沢沿いの下りを歩く。 写真の通り木道は雪に埋まっており歩きにくい。かつ、雪がゆるい為アイゼンの歯が立たず歩きにくい。




鼻の先という湿原入口に到達。 小屋があり食事もできる。
ここも一面雪。でも結構人がいる。 皆、長靴のようなものを履いて歩いている。 この時間でもすれ違う人が結構いる。たぶん6時台に入ったのだろう。
日光が雪に照り返されて目がくらむ。




途中から木道が露出してきたのでアイゼンを外す。
暑くてたまらないので上着を脱ぎバンダナを外す。 これで頭皮もきっちり焼けるだろう。
木道の間に水芭蕉があった。 湿原の春をいの一番に伝えるのがこの白い花。湿原を代表する花である。

湿原の中間地点、竜宮に差し掛かったところで11時前。思ったより時間を要す。 むちゃくちゃ腹が減ってくる。パンを詰め込んでこなかったことに後悔するが、 荷物の入れるスペースがもうないのでどうしょうもない。今後考えなければならないだろう。
写真は木道から湿原の北側、景鶴山方面をとったもの。




尾瀬沼にはちょっとした峠を歩かなければならない。 峠の入口にあたる見晴についたのが11:30。
食事(カップ麺300円)にありつきながら計算すると、 沼を回って帰ると駐車場につくのが午後の七時になる。沼を諦めることにする。 もっと早く尾瀬に入っていればと、草津へ行ったことをまた後悔する。
山小屋のおばちゃんによると昨日の尾瀬はそれほど天候は荒れなかったようだ。 昨日来ればよかったかなとも思ったが、やはり快晴じゃないと写真も良くないし、 今日で良かったと思う。




帰路へつく。 といってもまた2時間ぐらい掛かるわけだが。
写真を取るために木道に手を付いたとき、トゲが刺さり取るのに15分ぐらい浪費した。 別に死ぬわけじゃないし、木にせず歩くこともできたが、 刺さったまま傷口がふさがると取るのが大変なので、 枯れ草の茎で無理やり傷口をほじくり刺をとった。

道中、木道を露出させるためにスコップを振るっていたり山小屋で バイトしている若者が結構いた。みなさんグラスをしている。 照り返しで目がやられてしまうのだろうか、でもおばさんオジサンはしていない。
若者たちの表情はみな生き生きしている。 ハゲヒッキーをしていないで、山小屋で働いていれば良かったと心底思う。




鳩待峠までは行きと逆で登りとなる。 汗が滝のように流れる。登山部時代を思い出す。 同時に登山部時代より相当楽であることも実感する。 登山部時代はただただ苦しくて、地面を見つめながら無念無想で歩いていた。 今は荷物が軽く余裕があるため「まだつかねーのかな」などと考えながら歩いている。 荷物がないということはすごく楽である。

ハイペースで登ったため何人か人を抜かしていったが、そのうちの一人のおっさんに 「寒くないですかw」と笑われてしまった。 雪の中に半袖Tシャツスキンヘッドとくれば寒そうに見えるのかもしれないが、 これでも暑いくらいだった。

駐車場着 午後二時すぎ。駐車場のオジサンに「見晴までいった」 というたら、なぜか手を叩いて「おースゴイスゴイ」と喜んでいた。

さて、半端な時間、何処へ行こうか悩む。


丸沼高原



とりあえずこの間通れなかった金精峠へ。
と思ったが道を間違えてしまったらしく尾瀬沼駐車場への道へ入ってしまった。
とうぜんUターンだが、一般車はこの時期しか走れないところだし、 時間は無駄になったが景観も良く、これはこれでアリ。




峠道の入り口に「足湯無料」と書いてある蕎麦屋があったので入ってみたが… 蕎麦屋はもう閉まっていた。
ただし薬師の湯という温泉が併設されていて、そちらは夕方まで営業中。
足湯は奥が熱く手前がぬるく、自分の心地よい温度のところでのんびり浸かれる。 結構気持ちよくて長居してしまった。 こんな時、旅の相棒がいれば足湯に入りながらグチグチ話しもできるのになぁ。




他にも、温泉卵や古民具などが展示してあった。
この籠?は時代劇に出てくるあれだろうか。 かなり小さく、昔の日本人が以下に小さかったとはいえ、窮屈そうだ。




で、肝心の丸沼高原。
公園もなければダムにも入れない。日光白根山へ登る時に 通過するぐらいしか使い道がなさそうだ。


山王峠



色々悩んだが、川俣の間欠泉と瀬戸合峡を見て帰ることにする。 日光中禅寺湖から川俣までの峠道、山王峠を行くが・・・

写真は峠頂上付近の展望駐車場。でも全然展望がない。目の前に山が迫り、角度的に中禅寺湖 も見えない。なぜここに作った?




この峠、道がひどい。 落石が本当に多く、樹の枝も道に飛び出してきている。 道路のひび割れも少し恐怖を感じてしまうぐらいに走っている。 もちろん道幅は狭く、かつコーナーも深い。おまけにこんな手彫りトンネルまで出現する有様。
やっと川俣に降りてきたと思ったら、悪天候時・夜間走行禁止で20キロで走れと書いてあった。 なるほど…


間欠泉



間欠泉用の展望台がある。 もう当たりは薄暗くなってきた。
あと何分ぐらいで吹き上がるかデジタルで表示する看板が あるのだが、壊れているのか「約40分おきに吹き上がります」と張り紙をしてある。
展望台には足湯があり、ここで明日の予定を立てながら吹き上がるのをまつとする。
それにしてもこの足湯…熱い。一日に二度も足湯に浸かることになろとは。




吹いた。いきなり吹いた。 なんの前兆もなく、音もなく吹いた。
たまたま見ていたから気づいたものの、明日の予定をたてるのに地図とにらめっこしていたら絶対に気がつかなかっただろう…
待ちに待った30分を無駄にせずに済み良かった。


四季の湯



本当は近くの上人一休之湯というところで 休むつもりだったが、定休日?のためもう30分走り四季の湯へ。 外湯2つのみという豪快な日帰り温泉。 ぬる湯があり長湯できる。
それにしてもこの川俣というところ、ずいぶん山深く、 道も細く、観光地としての魅力も乏しいため建物も少ない。 おかげで夜が暗く、露天風呂から星がよく見えた。

8時半にふろを上がったが、ここは駐車場が軒先にあるような感じで寝るのに忍びない。 夜飯も兼ねて龍王峡の方まで降りることにする。道中の峠道は 細く暗く、法定速度で走らざるを得ない。 一方、龍王峡ラインに近づくと長距離トンネルの連続となる。

コンビニで弁当を買い、龍王峡パーキングにて最後の晩餐。 10:00入眠。
コンビニでグラタンとハンバーグという体に悪いおかずを二品買ったとき「 箸をくれ」といったが「フォーク一つしか付けられないんですよすみません」と 断られた。面倒な世の中になったものだ。 利益確保のために細かい備品を削る…松下幸之助の理想の真逆の発送ですな。












































































TOP    著作:ハゲおっさん
このページは個人的な趣味で作ったページです。 内容、画像等に問題がある場合はメールください。